2015年がやってきました。皆様、新年あけましておめでとうございます!

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まずは、昨年1年間も、私の活動に対しまして多くの皆様から大変温かいご支援をいただきましたことに感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

昨年は、通常国会において過去4年間で最長の国会質問時間を記録するなど、皆様のご声援のおかげでまずまず充実した活動を展開することができました。また、7月に開催された情報労連定期全国大会およびNTT労組定期全国大会では、2016年7月の第24回参議院選挙において、再び組織内候補として挑戦させていただくことをご決定いただきました。この4年間、振り返ればただただ一生懸命に政治活動に邁進してきた日々でしたが、それを日頃から支援していただいている皆様に評価していただけたことが本当に嬉しく、ありがたかったです。8月からは、全国対話活動第一弾で多くの地域を訪問させていただき、各地で熱い応援をいただいています。今年も1月から早速、対話活動をスタートさせていただきますが、この場をお借りしてご支援に感謝を申し上げておきたいと思います。

また加えて、突然の解散で12月14日に行われた衆議院選挙におきましても、厳しい寒さの中、民主党の仲間たちに熱いご支援を戴きましたことに心から御礼を申し上げます。総選挙の結果は、民主党にとって厳しいものでありました。あらためてこの2年間で、民主党に対する期待や信頼が未だに回復していないことを痛感せざるを得ませんでしたし、さらには投票率が52.66%という戦後最低の結果に終わり、政治に対する諦めや無関心がここまで広がってしまっていることにも愕然としました。

しかしその一方で、厳しい選挙戦の中、民主党が73議席まで議席を伸ばすことができたことも事実です。そしてそれ以上に、民主党の候補者や応援団が一丸となって安倍政治を批判し、「この道ではダメなんだ!」と訴えたことで、「働く者、生活者、納税者、消費者の立場に立つ政党」である民主党が、本来拠って立つべき政策的な立ち位置をあらためて確認し、我々が進んで行くべき道を全員で共有できたことは、今後の民主党の再建につながる大きな成果であったと思っています。

この選挙の結果で、安倍政権が再び衆議院で圧倒的な数の力を得てしまった今、ここからがまさに我々の踏ん張りどころです。嘆いている暇はありません。民主党に期待し、応援して下さっている勤労者や生活者の皆さんのため、何が何でも「命と、暮らしと、雇用を第一に考える政治」の立て直しを図るため、全員が一丸となって立ち向かっていかなくてはなりません。

次の通常国会は、1月26日に開会が予定されています。すでに政府は、労働者派遣法改悪案を一部修正して再提出する方向で準備を進めているとのこと。さらには、ホワイトカラー・エグゼンプションや裁量労働制の拡大を含む労働時間規制改悪案(労働基準法改悪案)も提出してくる可能性があります。社会保障については、介護報酬の引き下げを巡って大論争になるでしょうし、医療・介護・年金分野の改悪についても大きな議論になると思われます。そしていよいよ、集団的自衛権の行使容認を法的に担保するための各種法案が提出されてくる予定ですので、これが間違いなく後半国会の最大の争点になってくるでしょう。

4月には統一地方選挙も控えていますので、まさに正念場の通常国会になると思われます。気合いを入れ直して頑張らなければなりません。

私も、初当選以来、常に政治活動を支え、育てて頂き、そして次なる決戦に向けて引き続き共に闘う決意をして下さった支援者の皆さま方のご期待に応えていけるよう、今年1年間、これまで以上の努力を続け、平和を守り、まっとうな雇用を創り、全世代型の社会保障をみんなで支え、格差を縮小し、すべての子どもに豊かな教育を保障し、地域分散型の再生可能エネルギーと農業の6次産業化を中心に地方の持続可能な経済成長を実現し、すべての国民が安心して暮らしていける社会を実現していくために政治に邁進していきます。

引き続きのご支援とご指導を頂きますことを心よりお願い申し上げ、新年のご挨拶と致します。

最後になりますが、今年一年が、皆さま方にとって幸多き年になりますことを祈念申し上げ、新年のご挨拶と致します。

 平成27年 元旦
参議院議員 石橋みちひろ