いつも応援ありがとうございます。春から夏に移り変わるシーズンにおいては、梅雨が訪れますね。何だジメジメして少し憂うつな時期ですが、恵みの雨をもたらしてくれたり、さまざまなものを洗い流してくれたりする、有難い気候でもあります。

さて、明日6月2日(火曜日)、参議院厚生労働委員会で、石橋議員が質問を行います! 

議題は政府提出の「社会福祉法等の一部改正案」です。

石橋議員の質問時間は11:45~12:35(50分間)の予定です。

なお、現時点での石橋議員の質問予定項目は以下の通りです。

1.新型コロナウイルス感染症対策に関連する事項について

(1)第2次補正予算案における雇用維持/休業者/失業者支援策について

①新たな休業者給付の対象と給付額、及び申請/支給方法は?

②失業給付の特例(給付日額の延長だけなのか?)

③保育士の休業に関わる諸問題等について            

2.市町村の包括的な支援体制の構築支援について

(1)「重層的支援体制」に含まれる支援、含まれない支援(引き続き単独での支援が維持される制度があるのか、あるとすればなにか)

(2)既存の個別の支援制度それぞれの体制(人員)と財政規模(予算額:国/地方)と主な担い手

(3)重層的支援体制を支えるために必要な体制(人員)と財政規模(予算額:国/地方)(※上記(2)の総計より大きくなるのか、小さくなるのか、変わらないのか)

(4)重層的支援体制を支えるために必要な人員、多分野に対応可能な専門家の確保、育成/養成

(5)それらの人員/専門家が安心して従事し、キャリアアップをしていくために必要な処遇(改善)、キャリアパス

(6)重層的支援体制を整備することで、逆に既存の支援体制/組織が不要となり、倒産/廃業/解散するような事態は招かないか

(7)現状の各制度における地域間格差の現状と、その格差の理由/原因、今回の重層的支援体制の整備でその格差がかえって拡大する懸念はないのか

3.介護人材確保及び業務効率化の取り組み強化について

(1)第7期介護保険事業計画に基づく介護人材の必要数では、2020年度216万人となっているが、確保されているのか? 実態/実状は如何。

(2)216万人の内訳。うち介護福祉士(国家試験合格者)の数は?うち何人を外国人人材で確保する計画か? その内訳は(EPA、技能実習生、留学生等)?

(3)介護福祉士(資格保持者)及びそれ以外の介護人材(従事者)の賃金の上昇状況(過去10年程度)と今後の賃上げ見通し

(4)重層的支援体制整備における介護福祉士(または介護従事者)の役割/位置付け、及びそのための処遇のさらなる改善/キャリアップ/働き甲斐の確保

(5)介護福祉士の養成ルートの現状、それぞれの養成ルート毎の養成施設の数と推移、及びそれぞれの入学者/修了者・卒業生/国家資格受験者/合格者(合格率)/資格取得者/就職者(介護福祉士として活躍中の者の数)の推移(過去10年程度の推移と現時点、今後の見通し)(特に養成校と福祉系高校の推移を詳細に)

(6)福祉系高校の数が大きく減少し、入学者/卒業者が減少している理由(数については上記(5)で回答のこと)、福祉系高校に対する予算措置の推移、福祉系高校卒業生の国家資格合格率(受験が義務付けられていると理解)と介護福祉施設への就職率(地元就職率)

(7)介護福祉士養成施設卒業者への国家試験義務付けの経過措置延長の合理的根拠。社会保障審議会福祉部会では反対多数であったことの事実関係と、それがなぜ「両論併記」になり、延長という結論になったのかの合理的な説明。また、延長がかえって介護福祉士の地位向上を阻害し、若年者における志望者のさらなる減少、国内人材のさらなる不足につながってしまうという懸念に対する厚労省の合理的な反論

(8)新型コロナ感染症対策としてのマスク、消毒液等衛生用品の不足状況、これまでの優先供給の実績、今後の配付/供給予定

4.医療・介護のデータ基盤整備の推進について

(1)これまで政府が実施してきた医療・介護データ(情報)連携関連事業の経緯、投入予算額、及びその成果/結果/現状/課題

(2)医療・介護データ(情報)連携の現状(全国の医療機関/介護施設等のオンライン化/デジタル化/データ連係参加・利用の実態、等)

(3)本法案におけるデータ基盤整備によってなにがどこまで推進され、国民(患者/利用者)にとっていかなる利益(メリット)が具体的に実現されるのか? 

質疑の模様は、下記のインターネット中継でご覧頂けます↓

http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/sp/index.php

明日も応援宜しくお願いします。