いつも応援ありがとうございます。

令和6年能登半島地震でお亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

被災者の皆さまが一日でも早く平穏な生活を取り戻されるよう、全力で復興支援に取り組んでまいります。

寒い日が続いておりますので皆さま体調にはお気をつけてお過ごしください。

さて、本日1月26日(金曜日)第213回通常国会が召集されました。会期は6月23日(日)までの150日間です。

午前の参院本会議、昼の衆院本会議では、野党側の要求を踏まえて辞任した自民党安倍派所属の委員長の後任を選出する異例の開幕となりました。続いて天皇陛下をお迎えし、開会式が行われ、額賀福志郎衆院議長が式辞を述べた後、陛下がお言葉を述べられました。

通常であれば、通常国会が開会してからの流れはほぼ定番です。今年のように、通常国会序盤に補正予算案の審議が行われない年は、召集日に最初の本会議(第一ラウンド)で議席指定などを行った後、同日中に第二ラウンドの本会議を開いて、政府4演説(①内閣総理大臣が向こう1年間の国政全般の基本方針を示す施政方針演説、②外務大臣による外交演説、③財務大臣による財政演説、④経済財政政策担当大臣による経済演説)を聴取します。そして、その翌日か翌々日から、衆参両院の本会議で、合計3日間、政府四演説に対する各党/各会派からの代表質問が行われるという流れです。

ところが今年の場合は、そうはいきません。なぜなら、昨年秋の臨時国会後半から大問題になっている「自民党と金」の問題で、昨年の臨時国会閉会後、松野官房長官、西村経済産業大臣、鈴木総務大臣、宮下農水大臣という4人の重要閣僚が事実上「更迭」される、という異例の事態が発生しました。そして、今年に入ってから、自民党の池田佳隆衆議院議員が裏金作り問題で逮捕、柿沢未途衆議院議員も公選法違反の買収事件で逮捕されるという、異常事態にもなっています。これらの重大な問題について、自民党総裁である岸田総理が、国会の場で一切の説明責任を果たしていない状況の中で、粛々と「政府4演説の聴取」を行うことは認められません。

そこで、立憲民主党として強く、通常国会冒頭に衆参予算委員会における集中審議が必要不可欠であることを主張したところ、自民党もこれに同意。通常は召集日に行われる首相の施政方針演説など政府4演説は、29日(月)に衆参予算委員会で政治資金問題の集中審議が開かれた後、30日(火)に政府4演説を聴取する衆参本会議を行い、31日(水)から3日間、衆参の本会議で代表質問を行う見通しになりました。通常国会の召集日に施政方針演説が行われないのは異例です。

立憲民主党は、能登半島地震への対応や賃上げなど経済対策のほか、自民党の派閥の裏金事件を受けた「政治とカネ」問題の真相究明を求め厳しく追及を続けていきます。

石橋議員は、今国会においても引き続き、参議院予算委員会の野党筆頭理事、国会対策委員長代理として、審議日程全般の差配を行ってまいります。150日間という長丁場の通常国会となりますが、皆さまご期待に応えられるよう全力投球を行っていきますので、どうか皆さまの温かいご支援・激励をよろしくお願いします!