3月11日(金)午前に、標記会議が開催されました。今回は、「放送・報道における政治的公平性の現状と今後のあり方」について、日本放送労働組合の中村 委員長と日本民間放送労働組合連合会の岩崎 書記次長からヒアリングを行いました。両組合とも、2月8日の衆議院予算委員会における高市総務大臣の「停波発言」に対して抗議と懸念を示されました。

出席議員からは、制作現場に与える影響や放送法第4条を努力義務規定に改正することについての評価等の質問が出され、ドキュメンタリー番組を作りづらくなっている実情や条文を変えても今の政権では拡大解釈されて実効性が上がらないのではないかといったお答えでした。引き続き、この問題について議論を続けていくことになりました。 (報告者 田中秘書)