1月26日(火)午前に、標記会議が開催され、平成28年度予算案と財政投融資計画案について、財務省からヒアリングを行いました。出席議員からは、想定している今年度の名目経済成長率が3.1%というのは高すぎるのではないか、社会保障関係費の伸びが1兆円ではなく4400億円におさまった理由等様々な質問・疑問が出ました。引き続き、中長期の経済財政に関する試算について、内閣府からヒアリングを行いました。安倍総理の2020年に600兆円達成という発言に合わせて、経済成長率や消費者物価上昇率の数字合わせをしていて矛盾だらけの内容だとの指摘が相次ぎました。そのような経済再生ケースでも、国・地方の基礎的財政収支黒字化目標年度の2020年度になっても、なお6.5兆円もの赤字が残り、前回の試算よりも消費税軽減税率導入のため3000億円赤字幅が拡大しているという深刻な財政状況も浮き彫りになった試算結果となりました。 (報告者 田中秘書)