昨日、民主党エネルギー環境総合調査会が開催され、名古屋大学大学院環境学研究科の高村ゆかり教授より、「気候変動の影響とリスク、2015年合意に向けた動きについて」ご講演をいただきました。

そのなかで、京都議定書に今まで入ってこなかったアメリカと中国が共同声明まで出して、2015年合意に向けて交渉に本気で取り組もうとしていること。一方で従来の先進国と途上国の対立という構図から、途上国が多様化して交渉アクターが増加したことによる合意の困難さ、最後に、日本の温暖化目標がいまだに策定されないもどかしさ等について率直なご指摘を頂きました。  (報告者 秘書 田中)