今日(10月15日)の午後、私も発起人代表を務めている「教育における情報通信(ICT)の利活用促進をめざす超党派国会議員政策勉強会」が、今年度第2回目の会合を開催しました。今日はちょうど、衆議院で常任委員会が開催されていたので、議員メンバーの出席状況は今ひとつでしたが、いつもご協力をいただいている有識者アドバイザーや関係諸団体の皆さまに多数ご参加いただいて、いつも通りの賑わいを確保することができました。

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今日の会合は、まず、文部科学省・総務省のICT教育担当部局から「平成27年度予算概算要求(教育のICT化関連)」について、特に新規の要望事業について内容の説明をしていただき、質疑応答。続いて、当勉強会の有識者アドバイザーの一人でもある、NTTラーニングシステムの西田氏から「教育現場でのICT教育実践の現況について」というテーマで報告していただきました。議員メンバーやアドバイザーの皆さんからは、(1)デジタル教科書の標準化に向けた取り組み状況、(2)教育クラウドの現状と課題、(3)先生方のデジタル教材開発の取り組み状況や共有化の必要性、そして(4)端末機器の費用とその負担のあり方などについて質問をいただき、お互いに意見提起や情報共有して大変有益な議論を行うことができました。

そして最後に、私から、この勉強会の今後の展開について提案。(1)ICT教育の機運が高まっている今、勉強会から正式な「議員連盟」へと発展させ、衆参すべての国会議員に参加を呼びかけていくこと、(2)議員連盟設立後、政府に対する要望提出や、学校現場への視察、さらには民間団体との合同シンポジウムの開催などを検討し、教育におけるICT利活用促進に向けた活動をさらに強化していくことについて、出席者の皆さんの賛同を頂きました。 ということで、臨時国会中に議員連盟の立ち上げを進めて行きたいと思います。さあ、がんばるぞ〜!